山久会山行100回参加を振り返って
2014.01.08
鈴木 志津子
私の山行は1992年4月の第1回目の大岳山から始まり、2013年11月の伊豆ヶ岳でやっと100回目を迎え、達成までに21年かかりました。短期間で100回を目指すのもよいが、長い年月をかけて登るのも楽しみが小刻みにあってよかったと思います。
これまでの山行を振り返ると、第1回目の大岳山は初めての開催でもあり、参加者も多く賑やかでした。山まで食材を運びてんぷらをして楽しい時間を過ごしましたが、味は覚えていません。
翌年の‘93年8月、4回目で本格的な山小屋泊の白馬岳に挑戦しました。久家さん、笹沢さん、私の3人です。初心者の私は白馬岳山行で登山に関する多くのことを教えていただきました。大雨、大雪渓、山小屋泊等初めての体験をしながら白馬岳山頂に立つことができました。今まで見たことのない景色、雷鳥親子の出会いに感動しました。私にとって白馬岳は100回につながる原点の山です。
その後、印象に残った山はたくさんありますが、6回目’94年4月の三つ峠山は、4月にしては寒く薄着で震えていたことや、遅刻した戸田さんが初めての三つ峠山を、しかも雪の中を一人で登ってきた勇気に驚きました。
8回目 ‘94年7月 奥穂高岳は有名な山だと知らず登った山でした。経験したことのない急登のザイテングラードはきつく滑りやすい箇所もあって大変でしたが、白馬岳の経験が活かされました。山頂は天気も良く最高な眺望で山の魅力を十分味わいました。この頃はまだ体力に自信があり涸沢岳にも登りました。
37回目‘03年9月の常念岳。前常念岳の岩には閉口しました。段差や歩幅がまちまちで脚ががくがく折れそうで一番きつい山でした。この山行では靴底が剥がれるハプニングがあり、登山靴も劣化するので点検が必要だと思いました。
85回目‘09年9月 槍ヶ岳に行った話を聞くと羨ましく、是非、挑戦したい山でした。早めに槍ヶ岳山荘に到着後、天候を考慮してサブザックに必要最低限の荷物を入れて槍ヶ岳山頂を目指しました。上り下り専用の梯子を乗り換えて、見下ろすと足がすくむ絶壁に気持ちを集中させて山頂に到達。やっと念願が叶いました。天候悪く視界ゼロであっけなく下山することになりましたが達成感で満たされました。
92回目‘10年4月 山久会では2回目だが私は初めての雲取山でした。途中から雨になり休憩も思うように取る場所もなく最悪。手袋も雨に濡れて手が悴むほどでした。翌朝は真っ白な世界。昨夜の雨が雪になり朝日に輝いて眩しく、昨日の悪天候が嘘のようでした。富士山がくっきりと映えて昨日の苦労のご褒美かなと思いました。
山久会では100山を超える山に登りましたが、主に2,3000b級の山の印象が強いのは、今まで見たことにない景色に魅了されたからです。
もし、久家さんに出会うことがなかったら、山の魅力を知らない人生になっていたことでしょう。導いていただいた久家リーダーを始め、メンバーの皆様に感謝しています。有難うございました。これからも続く限り頑張ります。