96 2010年8月3日 苗場山(2145m) 門馬、佐々木、山口、久家
      〜4日
雷雨が心配だったが、無事に歩けた。苗場山手前の鞍部には多種の花が咲き乱れている。山頂周辺には多数の池塘があり、ワタスゲが揺れている。翌朝には槍を始め北アの連山を遠望できた。

山行報告

 天候:3日 晴後曇一時小雨

     4日 快晴

 コース:

  3日 越後湯沢8.118.22==和田小屋8.579.02――下の芝10.24〜 10.30――中の芝11.1511.45――上の芝12.01――小松原分岐12.1012.15――雷清水12.5413.00――苗場山14.1614.20――自然体験交流センター14.26

   4日 自然体験交流センター6.47――神楽ヶ峰への急坂下7.598.05――雷

清水8.098.15――小松原分岐8.549.00――中の芝9.239.28――下の芝10.0610.12――和田小屋11.20

 概要

  当初は2日出発だったが、1日の天気予報で2日は激しい雷雨の可能性ありとのこと で1日延期した。

  3日

上越新幹線の車窓から見ていると次第に空が暗くなり、本庄早稲田辺りでは雨になる。しかし、越後湯沢に着くと、打って変わった晴天である。

   駅前から和田小屋までタクシーで行く(湯沢タクシー 5,970円)。最初は舗装道だが、細くガイドレールのないダートの道を登る。道端にかもしかがいた。和田小屋に着いときに意外にも他のパーティはいない。

   ゲレンデの草原を僅かに緩く登ってから右に進み、樹林帯に入ると本格的な登りになる。数10cmから1m以上の露岩が点在して水路のようになった泥道を登る。50分位登り、最初の休憩時にスパッツを付ける。下の芝まで登ると、左に木製の休憩場があり、登山道を整備する人がいた。歩き難い道はなおも続き、木製のテラスがある中の芝まで登って昼食にする。北面は開けているが、山霧で全く遠望が効かない。

   この先は、多少歩き易くなるが、霧によって次第に視界が悪くなる。小松原分岐に着いたときには、小雨になり、ザックカバーを付け傘を差すが、直ぐに止む。股スリ岩を通過し、緩く登って行くと、ドラゴンドラ方面への道があるが、雑草が茂り、あまり歩かれていない。その先に神楽ヶ峰八合目の道標がある。視界が効かないので、未だ神楽ヶ峰への登りがあるのかと思ったが、道は緩く下るので、何か間違えているかと気になった。そのうち、雷清水に着き、冷たい水で喉を潤す。鞍部に下ると、ウスユキソウ、タカネナデシコ、シラネアオイ、ミヤマシャジン、シモツケソウ、クルマユリ、コバイケイソウ等が咲いていて、御花畑となっている。緩いアップダウンの道を過ぎると、かなりの急登になる。息を切らして約00mの高度差を登り切ると山頂湿原で、木道の平坦な道を歩く。先方に2軒の小屋が見える。心配していた雷雨に遭わず、ワタスゲが揺れる池塘を見ながらのんびり歩く。廃屋になった遊仙閣の裏が苗場山の山頂だ。一角にニッコウキスゲが咲いている。

   自然体験交流センターで受付をする。2食付きで8,500円。隅の一画を当てがわれるが、2畳に3人位のスペースで、予想よりゆったりできる。夕食まで3時間以上あるので、ワタスゲを愛でながら周辺をのんびり散策する。相変わらず視界は悪く、周囲の山は全く見えない。夕食はカレーライスだが、お代わり自由だ。天気予報をラジオで聞いて、7時過ぎに寝る。

 4日

   目を覚まして右横の小窓から見ると、朝焼けになっている。5時頃に4人で外に出る。鳥甲山から岩菅山、草津白根山等が間近に見え、遥か先には穂高や槍ヶ岳が視認できる。朝食はおかずを自分で取るバイキング方式。

   出発前に小屋の北側の展望台に行くと、黒姫山や妙高山の奥に鹿島槍から白馬岳まで見え、立山も見える。好天の下、のんびりと湿原を進む。急坂の手前では小松原コースの尾根やカッサ湖が見える。昨日苦労した急坂も下りは楽だが、左右が切れ落ちているので、慎重に下る。御花畑では写真を撮りながら、気分良く歩く。

   昨日はっきりしなかった神楽ヶ峰八合目の道標を左に登ってみると、ティッシュが散乱したキジ場になっていて、山頂方面は踏み跡が消えている。小松原分岐から中の芝、中の芝から下の芝はコースタイムより大分時間が掛かる。ようやく下った下の芝では、ヘリが定期的に資材を下ろしていて、ゆっくりと休憩できない。靴もスパッツも泥だらけにして歩き難い道を下り、ゲレンデに出ると予約したタクシーが見えた。ブラシが置いてある洗い場で靴を洗う。タクシーで越後湯沢に戻り(5,980)、駅の名店街の食堂で生ビールで乾杯。

 

 

不明

キンコウカ

イワイチョウ

シモツケソウ

タテヤマウツボグサ

ワタスゲ

ニッコウキスゲ

タカネナデシコ

クルマユリ

シモツケソウ

ハクサンフウロ