| 85 | 2009年9月1日〜4日 | 槍ヶ岳(3180m) | 鈴木、門馬、佐々木、中嶋、木村、山口、久家 |
| 槍沢添いに多数の高山植物が咲いている。雨にも拘わらず憧れの槍ヶ岳に遂に登頂。松本のホテル、槍沢ロッジ、槍ヶ岳山荘と3泊。 | |||
山行報告
天 候:9月2日 曇、9月3日 曇後雨、9月4日 曇後雷雨
コース:
1日:八王子14.29==松本16.26
2日:松本6.32==新島々7.02〜7.15==上高地8.20〜8.29――明神9.26〜9.35 ――徳沢10.23〜10.31――横尾11.28〜12.05――一ノ俣橋12.58――二ノ俣橋13.08〜13.26――槍沢ロッジ13.58
3日:槍沢ロッジ6.38――ババ平7.15〜7.20――水俣乗越分岐7.38〜7.50――天狗原 分岐8.56〜9.05――ヒュッテ大槍分岐10.13〜10.20――殺生小屋分岐10.57――殺生小屋分岐11.07〜11.36――槍ヶ岳山荘12.29〜13.04――槍ヶ岳13.34〜13.39――槍ヶ岳山荘14.22
4日:槍ヶ岳山荘5.58――殺生小屋分岐6.35〜6.40――ヒュッテ大槍分岐7.16――水俣乗越分岐9.11〜9.20――槍沢ロッジ10.13〜10.30――二ノ俣橋一ノ俣橋10.56――一ノ俣橋11.04〜11.41――横尾12.29〜12.40――徳沢13.36〜13.42――明神14.28〜14.35――上高地15.28〜16.00==新島々17.05〜17.24==松本17.53〜18.35==八王子20.36
概 要
1日
ホテルウエルカム松本に宿泊。素泊まりで4,500円。
2日
6時にホテルのロビーに集合。新島々への電車や上高地へのバスは空いている。空は雲が多いが、大正池に近づくと、焼岳や穂高連峰の稜線が見える。上高地で登山届を提出して出発。河童橋で記念写真を撮るが、観光客は少ない。明神、徳沢と小休止し、横尾で昼食。
槍沢の左岸を緩く登って行く。槍見河原では槍は全く見えない。一ノ俣橋を渡り、二ノ俣橋で休憩。この後は、今までよりは急な登りになり、槍沢ロッジに到着。宿泊費は夕食、朝食に弁当を加えて10,000円。15時から入浴。ヘリポートの近くで槍の穂が小さく見える。夕食時に食堂は半分程度しか埋まらず、登山客が少ない。部屋は上下2段になっていて各々10人位は詰め込まれて定員になるが、他の客が来ないので、部屋の上段に鈴木さんが寝て、向かい合わせの下段に男性3人ずつがゆったりと寝る。
3日
以前から今日の天気が気になっていたが、雲が多い。ロッジから登り始めると、割れて砕けたような巨岩が点在する所を登り、ババ平に着く。槍沢の近くに下って左岸を緩く登る。大曲りという水俣乗越分岐を過ぎると、ミヤマアキノキリンソウ、ミヤマシシウド、ハクサンフウロ、ウサギギク等が見られる。槍沢には分厚い雪渓がある。やがて急坂になり、道はジグザグに付いているが、長く辛い。最後の水場を過ぎ、播隆窟の前を登る。この先もきつく、下から殺生小屋への道標が見えるが、容易に着かない。天気が気になるので、上の道標の傍で昼食にする。弁当は混ぜご飯でなかなか美味い。昼食後にとうとう降ってきた。この先は途中に目標物がなく、上に見える槍ヶ岳山荘をめざしてジグザグに登ってゆく。ここの登りもきつい。イワギキョウが咲いている。槍ヶ岳山荘でも宿泊費は夕食、朝食に弁当を加えて10,000円。バイトのオーストラリアの女性が部屋に案内してくれた。
雨は本降りでないので、雨具を付けて槍の穂に出発。先ず、岩屑の緩い斜面を登った後、岩場に取り付く。西側に出てから、再び南側に出て、梯子を登り、岩に打ち込まれた鉄杭に手を掛けて登る。ここでは雨で滑り易い岩場を登り続けるのは難しく、鎖がある右のルートに移動して登る。雨で岩だけでなく、鎖も梯子も滑り易い。横棒が丸い鉄棒の梯子もあって、しかもつま先が岩に当たって充分に掛けられない所もある。長い2段の梯子を登れば、槍ヶ岳山頂に着く。雨で視界はゼロ。記念写真を撮っただけで早々に下る。帰りは特に三点確保を確実にして慎重に下る。梯子、鎖、梯子、鎖、梯子、鎖と続き、緩斜面になるまで気が抜けない。
山荘の乾燥室で濡れた雨具等を乾かす。部屋は上下2段で、下に4人上に3人と、今夜もゆったりと寝られる。やはり宿泊は平日に限る。
4日
今日は長い下りだが、昨日槍に登れて気分は良い。正面に常念岳を見ながら下る。天狗原分岐からの下り道では槍沢側に多数の猿がいる。下りでも槍沢の近くの緩斜面まで行くのに時間が掛かる。今日は金曜日のせいか登ってくる人が多い。また、昨日もそうだったが、女性の単独行が目立つ。昼食は一ノ俣橋の傍の河原で取る。弁当は昨日と似たような混ぜご飯だが、若干量が少ない代わりに紙パックのお茶が付いている。横尾に下り、上高地からのバスと松本からの列車を確認し、上高地発16.00のバスに乗ることにする。山口氏は松本発17.20のバスの切符を買っていたため、上高地発15.20のバスに乗るように先に早足で帰る(実際はその前の14.40のバスに乗れたそうだ)。残った6人も遅くならないように下る。明神から上高地までの途中で雨が振り出し、やがて雷雨になる。大木の下を歩くので、傘とザックカバーだけで済む。
バスの車中から大正池付近で振り返ると、雨にも拘わらず穂高連邦のスカイラインがよく見える。松本18.00発の特急自由席に6人がまとまって座る。
槍の穂は視界の効かない中をスリップのみを気を付けて登り下りしたので、多数の鎖や梯子に関する記憶に曖昧な点がある。ガイドブックにルートの記述があったので、要約する。
槍の肩から石屑の道を登り、穂の基部に取り付く。岩場を1段登ると、登りと下りのルートが分かれているので、小槍が見える西側に入る。1枚岩を辿って再び南側に出て、鉄梯子24段・約7mを登り、短い4段梯子を登る。続いて、岩に打ち込まれた6本の鉄杭を頼りに登る。下りとの共有ルートに出て、約5mの鎖を登る。最後に、左にある登り専用の17段・約5mの梯子に続いて31段・約9mの梯子を登れば、槍ヶ岳山頂に着く。
下りは、下り専用の24段・約6mの梯子に続いて、19段・約5mの梯子を下る。共有部分の約5mの鎖場を通過し、約15mの鎖場を下り、5段の梯子を二つ下る。岩溝に沿って鎖が連続する所を通過し、9段・約5mの梯子を下ると、約50mの長い鎖場になる。穂先基部の岩場に下れば、登りの道と合流し、槍の肩に下り立つ。

2日目






























3日目





4日目


