76 2008年11月15日 表妙義自然探勝路 鈴木(志)、門馬、佐々木(喬)、木村、山口、久家
山久会では初めてピークに登らない山行。大の字の岩峰を経由したため、過去76回の中で最も鎖場が多く、スリリングな山行になった。

山行報告

期日:2008年1115日(

 天候:晴後曇

 参加者:鈴木(志)、門馬、佐々木(喬)、木村、山口、久家

 コース:松井田9.05==石門入口9.219.28――第4石門10.1010.15――東屋11.2111.47――第2見晴12.2512.37――第1見晴12.5813.05――辻14.02――大の字14.15――道の駅15.15==松井田16.02

 概要:

 登り始めて第1石門を潜ると、「カニのこてしらべ」という短い鎖場があり、続いて「カニの横ばい」、「たてばい」、「つるべおとし」、「かたてさがり」と休む間もなく鎖場が現れる。紅葉の最中なので、逆コースから来る観光客で渋滞が懸念されたが、これは杞憂に終わった。しかし、大砲岩へは鞍部に20個近いザックが置いてあったので断念する。見渡す限り奇岩怪岩が林立し、紅葉と相まって独特の景観を醸し出している。金洞山のオーバーハングした岩壁の下の道や、両側が深い谷の痩せ尾根に掛かった長い階段は他の山にはあまりない。岩壁の上に立つ第2見晴と第1見晴に立ち寄った後、大の字岩峰に向かう。露岩が点在する急坂の痩せ尾根を白雲山に向かって登ると、道の中央に大岩が立ちはだかっていた。以前にあった右の巻き道は崩れているようで通行止めだ。やむなく左から廻り、両手を岩の突起に掛け、小さな岩棚に足を乗せて、そろりそろりと大岩を巻く。足下は数十メートルの高さで切れ落ちていて、ミスは絶対許されない所だ。なおも登ると、道は突然に途切れ、右下の岩壁に垂れ下がった鎖と、岩壁を巻く鎖が見えた。上からは垂れ下がった鎖の端が見えず、鎖で巻く岩壁も石門のカニの横ばいより遙かに急峻である。小休止で呼吸を整えた後、意を決して鎖に体を預け、一歩一歩慎重に下る。上から見たよりスタンスは確実であるが、鎖が切れないことを祈って渡りきる。ようやく大の字の岩峰直下に着き、ザックを置いて空身で2段の鎖をよじ登る。初めてならばこの程度の鎖場でも苦労するだろうが、ここまでの岩場と較べれば大したことはない。この後、2本の鎖場を経由して妙義神社に下った。

 第1見晴から妙義神社に進むのが一般コースだが、中級コースの大の字岩峰を経由したため、山久会の過去の山行中最もスリリングな山行になった。また、明確に覚えている鎖場だけでも13ヶ所あり、過去の山行中最も鎖場の登下降の多い山行になった。