195 2024.04.16 物見山(375m) 山口(L)、鈴木(記録)、門馬、木村
物見山からの景観がなかった分、予定外のスカリ山からの眺望は絶景だった。帰りの町営バスにこれからの高齢化社会の姿を感じ取ることができた。

天候:晴れ

コース:高麗川駅904=タクシー=宿谷の滝入口915929――宿谷の滝942952――物見山10571127――北向地蔵12001206――スカリ山12301245――北向地蔵1307――鎌北湖13541432=バス=毛呂駅1505

概要:4月の山行は埼玉県の物見山である。体調不良で取りやめた方もいて参加者は4名だ。八高線の高麗川駅に4名が揃う。宿谷の滝方面のバスはなくタクシーを使うことになった。予約済みのためすぐに乗車できた。車の中で門馬さんが、最近帯状疱疹に罹ってしまった。幸い発疹も少なく痛みもなかったので回復も早かったと報告があった。軽症で済んで幸いだった。帯状疱疹は人によって重症になることもあるのでワクチンをお勧めしたい。

タクシーのドライバーさんは宿谷の滝方面の道に疎くUターンをしたりして素人のようだったが、程なく宿谷の滝入口にたどり着いた。料金はピタリ3,000円だった。

 ここで山口さんのオリジナル体操で体をほぐした。今回のコースの経緯について説明があった。最初は一般的な日和田山から物見山を経るコースだったが、初心者向きだからと却下されたとか。山久会は厳しい山も経験済みだから少々きつめが妥当かもしれない。今回のコースが楽しみになってきた。

 宿谷の滝は流れ落ちる水の音も感じない落差12mの小さな滝だが、スーッと流れ落ちる姿に美しさを感じた。さらに上に小滝もあった。周りにはシダ類が多く自生していた。

 階段を登っていくと休憩ができる広場に出た。青空も見えて明るくなった。大きなカメラを肩にかけた中年男性が何か探っているようだ。「オオルリがいるよ。」と声を掛けてくれた。

見上げて探していると木のてっぺんにとまっている鳥を発見した。高い所なので特徴が分からない。眼で追っているうちに飛び去った。オオルリは日本三鳴鳥に数えられるほどの美しい歌声で、青く美しい羽色とあった。人気の鳥だそうだ。

オオルリのさえずりは聞けなかったが、鶯がホーホケキョと澄んだ歌声を奏でていた。

物見山へはここから60分かかるらしい。進む方向を見上げるとかなりの急登で大きな根も張り付いていて登り甲斐がありそうだ。ストックの力を借りて一歩一歩登って行った。樹林の中に1本のミツバツツジの花が咲いていた。樹林帯の中で際立っていた。西側は開放されて山容がはっきりと見える。この時期だけの緑の濃淡が絵を描いたように広がっていた。

登り切って物見山山頂に到着した。周りの木々が成長して展望を遮っていた。ここで早めの昼食にした。山で食べる昼飯は月1回の楽しみだ。20名位の女性パーティも登ってきた。急に賑やかになった。栃木県から来たそうだ。

山頂到達記念の写真を撮って北向き地蔵に向かった。尾根道で歩きやすい。散り際の桜ふぶきに見とれて足を止めた。

30分程歩いて北向地蔵に着いた。陽もさす明るい場所でイメージとかなり違った。賽銭箱や鐘撞もあり綺麗に管理されていた。お地蔵さんの下は広い林道だ。1本の桃の木が花をいっぱいに咲かせ眩しいほどだった。シャガの群生もあり白い花が一面に咲いていた。

北向地蔵まで時間通り順調に来ている。時刻は12時を少し過ぎた。このまま鎌北湖へ行くとバスの時間まで2時間待つことになる。待つのも辛いと思った。

そこで山口さんから提案があった。

下見に来た時に北向地蔵の管理人さんが掃除をしていて、「せっかくここまで来てスカリ山に登らず帰るのはもったいない。眺めがいいよ。」と勧めてくれたとか。往復45分程掛かるがバスの時間に十分間に合う。どんな山か興味もあり行くことになった。林道を少し歩くとスカリ山への小さな看板があった。看板がないと見過ごしてしまいそうだ。歩いてすぐにピークがあり女性が一人景色を楽しんでいた。「ここは観音ヶ岳でスカリ山は5分位行った所です。」と教えてくれた。少し足早になってお勧めのスカリ山(435m)に着いた。突然の展望に歓声があがった。毛呂山の町が眼下に遠くに秩父山系が武甲山もよく見えた。地元の人のお勧めに感謝した。下見時の山口さんは観音ヶ岳まで行ったがスカリ山までは行かなかったと後で聞いた。

北向地蔵まで戻り、鎌北湖へ下山した。桜も散って閑散としていたが釣り人が何人もいた。湖岸にスワン船やボートがあったが使われている形跡を感じなかった。

バスの時間まで40分程待った。定刻に町営のバスが来て乗車した。最大8人まで乗車でき運賃は100円。1年以内に自動車免許を返上した人はタダで山口さんが該当していた。乗客は私達の4人だけだった。毛呂駅発1519分の電車に乗って高麗川駅で解散した。

              (記録 鈴木)