190 2023.11.27 鳶尾山(234m) 久家(L)、鈴木、門馬、佐々木、山口(記録、木村)
低山だが見所が多い。鳶が上空を舞っていたのは印象的。往きも帰りもバスだが、本数が多いので気楽。

天 候: 晴れ
コース:小田急本厚木BS1004==鳶尾団地BS10351040--金比羅宮1115--鳶尾展望台(昼食)11231205--鳶尾山12331239--やなみ峠1249--十字路1308--八菅神社下13181324--八菅神社13361340--八菅展望台13541403--上荻野BS14551513==本厚木BS1545
記 録
 参加予定者7名中、笹沢氏がインフルエンザAの影響で不参加となり、6名が予定通り本厚木駅前のBSから1004のバスに乗り込む。この時間なら通勤時間外なので座れると思いきや途中にある神奈川工科大学の学生でギュウギュウ詰め、大学を過ぎるまでザックが可哀想だった。この大学の横にリコーの厚木事業所(複写機、プリンターの部品製造)があった。

 1035終点の鳶尾団地で下車(料金420円)。左側道路に沿って(西方向)5分ほど歩くと鳶尾山ハイキングコース入口に到着、この横には天覧台公園があり、明治天皇が明治14年(1881年)鳶尾山頂に立って陸軍大演習を統監されたという記念碑がある。さっそくストックを取り出し、登山口である階段を登り始めた。階段は金比羅宮の鳥居まで続いている。途中振り返ると厚木の街並みが見えるが遠くの丹沢・大山の連山は雲がかかって見えなかった。この辺になるともみじの紅葉もきれいで晩秋を感じさせてくれる。

 1115 鳥居を過ぎるとハイキングコースらしい山道となり、まもなく金比羅宮に到着、周囲はちょっとした広場になっていてベンチも置かれている。金比羅宮は350年前に流行した伝染病を根絶した心外悦和尚を祀っての建立とあった。我々はそのまま鳶尾展望台に向かった。

 1123鳶尾展望台に到着。久家リーダーがここで昼食を取ろうと宣言され、ザックを背負ったまま螺旋階段を登り始めた。後に続くメンバーは何故かザックを置いて登り始めた。不思議に思い、私はザックを担いで最後に登った。75段の階段、高さ17mの展望からの眺望は好天でやや霞んではいたが食事には絶好の場所、結局久家リーダーと私だけがここで食べ、あとの4人はザックを取りに行くこともなく、残念そうに展望台下で食事をした。 

 展望台からは360度の視界が抜群で厚木市街はもとより、湘南の海、横浜、東京方面を望めた。天気が良ければ丹沢山、大山までが眺められる大展望だ。また意外な光景を見た。2羽の大きな鳶(トンビ)の軽快な飛行。我々の食事を欲しがるかのように何度も輪をかいてくれた。タイミングよく登って来た地元の人が鳶はタカやワシに比べて優雅で品があると言いながら解説までしてくれた。鳶尾山にきてじっくりと鳶を観察できたのも嬉しかった。

 
展望台のそばに日清戦没者記念碑があった。明治28年(1895年)に日本は清国に勝利したとはいえ、この地にも犠牲者はいたのだ。戦争は醜いものだ。


 1205戦没者記念碑を参拝して今日のメインの鳶尾山を目指して歩きだす。低山らしい雰囲気が満喫できる良いコースが続く。猿に注意のポスターに出会う。熊よりはましだと思うが神奈川県らしい。また道の両側には桜の木が多く春の華やかさを感じさせてくれる。厚木市は市政50周年を記念して桜の木を植樹をしたと看板にあった。植樹に寄贈した人たちの名前も石碑に刻まれていた。子孫には誉であろうなと思いながら、なだらかな坂を登り下りしながら歩くこと30分で鳶尾山山頂(234m)に到着。ここで全員の記念写真を撮る。この山頂の一等三角点は日本全国10万もある三角点の中でも日本最古のひとつで、明治15年(1882年)に地形図の整備計画時に設けられ、近代測量の重要な役割を果たしたとされている。

 1300山頂を過ぎて15分ほど歩くと舗装された林道が横切る「やなみ峠」(別名鳶尾峠)に出る。ここを右に向かって八菅神社に向かう。30分ほどしてて神社下の鳥居に到着、石でつくられた重厚な鳥居だ。そばに八菅山の説明板、これによれば八菅山は山容が竜に似てるので蛇形山(じゃぎょうさん)と古名があり、名付けは日本武尊(やまとたけるのみこと)という。また近くには剥げかかった説明板「八菅山修験場跡要図」があり、この一帯がかつては修験場であったことが伺える。八菅神社は明治の神仏分離で神社となったが江戸期までは別当寺、光勝寺のほか50余ヵ所の一大霊所であったという。道の至る所で背の高い皇帝ダリアの花を見た。あたかも山伏の化身かと思えた。
 ここから直進する男坂の階段をさけ、我々は左側の女坂から右眼池を見ながら八菅神社に上がった。この神社では今でも春には無病息災を祈る山伏の火渡り式が行われるという。本殿の裏手から出てアスレチック広場、お花見広場を過ぎると八菅山展望台に出た。こちらは31段、高さ6m、地上225mで鳶尾山展望台より小ぶりで視界も180度、霞んでいなければ横浜ランドマークタワー、東京スカイツリーが望めるという。

 1403 今日のコースの最終地、本厚木に帰る上荻野BSを目掛けて歩き出す。中津川カントリーゴルフ場を下に見ながら歩いていたら、知らぬ間にゴルフ場の通路に入って歩いていた。特に咎められることなく、クラブハウス前を通り過ぎたのも思い出となる。BSの目の前でバスに行かれてしまったが20分ほど待って次のバスに乗る。今度は本厚木までゆったりと座れて帰ることが出来た。

(記録 山口)

参加メンバーからのひとこと感想 

(久家)きょうのコースは20年振りだったが道に迷うことなく歩けて良かった。
(門馬)鳶尾山は低山と簡単に考え、ストックは置いてきた。しかし途中足がつりそうになった。簡単そうなコースでもストックの必要性を感じた。
(佐々木)朝はかなり寒くて山も寒いと思い厚着をしてきた。しかし昼間はポカポカ陽気で楽しく歩くことができた。
(木村)今年最後の山行になるが、低山といえどロングコースで紅葉もきれいで、柚子も買えたし最高だった。
(鈴木)久しぶりの神奈川ハイク、朝早く山手線もギュウギュウで大変でしたが天気も良く,楽しいハイキングだった。
(山口)最近は低山ハイクの魅力に魅かれている。今日のような山道、自然美、眺望そして平日ゆえの人の少なさ良いね。