| 175 | 2019年11月29日 | 琴平丘陵(408m) | 門馬(L),久家、中嶋、山口、木村 |
| 昨日まで降り続いた雨がうそのように上がり絶好のハイキング日和となった秩父路を歩き、護国観音、岩井堂などの史跡、両神山、二子山の山並み、武甲山の山容、赤や黄色に染められた紅葉、を満喫した。 | |||

琴平丘陵(408m)
天 候:快晴
リーダー:門馬
コース:東飯能8:24==西武秩父9:16−−御花畑9:34==影森9:42〜9:55−−大淵寺10:15〜10:17−−護国観音10:36〜10:39−−岩井堂11:03〜11:18−−長者屋敷跡11:45〜12:17−−399mピーク12:44−−武甲山入口石標13:04〜13:06−−芝桜の丘の西13:35−−西武秩父14:15〜14:38==東飯能15:29
山行状況:
西武東飯能駅で門馬さん、中嶋さん、木村さんと合流し、西武線車内で山口さんと合流。車窓から見上げる空に全く雲が見えない。秩父鉄道は羽生から来た電車の殆どが影森で終着になり、三峰口まで行く電車は非常に少ないことを改めて知った。
影森駅西口前で山口さんの指示の下で準備体操をしてから、今日のリーダーである門馬さんを先頭に歩き出す。札所番号が書かれている案内板に従って小道に入り、秩父鉄道の踏切を渡ると正面が秩父札所二十七番大淵寺で、寺の後上方に護国観音を仰ぎ見る。大淵寺の石段を登ると境内に「観音山延命水」という名の水場があり、この水を飲むと33ヶ月長生きするとのこと。僅かに登ると月影堂で、ここから山道になる。最初は荒れた所があって台風19号の影響が気になったが、その後は道が崩れている所はなかった。一登りで護国観音に着く。護国観音は五十五尺九寸(約17m)の高さがあり、ゴコクの語呂合わせと言われる。ここから恐竜の背中の様な両神山やマッターホルンの様な二子山がよく見える。露岩交じりの道を登り、安全を確かめながら鉄橋を渡ると、秩父札所二十六番円融寺の奥の院岩井堂の下に着く。岩井堂は巨岩の下の斜面に設けられた長い柱の上に立っていて、京都の清水寺の様な造りになっていている。岩井堂に上がっても残念ながら展望は得られない。堂には千社札が目一杯に貼られていて見苦しく感じる。なお、帰宅後に千社札に関するHPを探したら下記の記載があった。
「現代においては、無許可で建造物に千社札を貼り付けることは器物損壊罪、建造物損壊罪に問われ、5年以下の懲役刑となる可能性が有るため、貼り付ける前に社務所などに確認することが必要となる。また、世界遺産や国宝などの文化財に貼り付けることは文化財保護法違反となる。」
巨岩の横の歩き難い道を登ると、東屋の様な造りの修験道に着く。中央に厚目の円盤が縦に回転するように設置されていて、円周側面に南無阿弥陀仏と書かれている。これを廻しながら祈願するようだ。ここの木板に影森は武甲山の陰になっていると書かれていて、高尾山北側の日影と同じだと思った。
鉄梯子で急降下すると露岩がなくなって穏やかな道になる。途中に大きな仏像が鎮座している。緩く登ってゆくと長者屋敷跡に着く。東屋があり、昼食となる。周囲は武甲山の山頂近くが木々の間から僅かに見えるが、他は雑木林の枝の間から山々を垣間見るだけだ。なお、長者屋敷跡という謂れがありそうな所なので説明書きがあるかと思っていたが、そのようなものはない。また、「駅から山歩き JTBパブリッシング」に琴平丘陵最高地点で408mと記載されていて、この標高を地形図から判読することは不可能なので、標高を示す道標があるのかと思っていたが見当たらなかった。
この先の下り道では紅葉が映えていて美しい。大山祗神の横を通って下り、登り返すと三角点がある398.8mピークに着く。少々長く感じる下りを終えると沢沿いの道になり、小橋を渡ると「武甲山入口」と彫られた石柱の前に出る。武甲山は、石灰石採掘前は北面から登れた。北面のコースは西武秩父駅から歩いて登れるので一般的だったと思う。しかし、今は採掘により山容が大きく変わり、昔の面影は全くない。約60年前に友人と北面から武甲山に登ったときの写真が残っていて、道標に「ウノ岩尾根」、「屏風岩を経て上丸山」と書かれているが、今ではその場所が分からない。
平坦な道を進んでから僅かに登ると、羊山公園に着く。芝桜の季節でないので閑散としている。舗装道を緩く下り、西武秩父駅に向かって左折してから右の小道を下ると、歌人・若山牧水の歌碑がある小公園に着く。周囲の紅葉が盛りで美しく、小池に浮かぶ紅葉の葉も絵になる。ここには人口の小滝や水車小屋もある。
西武秩父から東飯能まで乗り、反省会に行く4人と私は分かれて帰った。飯能で適当な店がなかったようで、1時間ほど掛かって見つけた鳥良商店・飯能北口店で約1時間飲食したと聞いた。
(記 久家)