171 2019.04.09 要害山(536m) 山口(L)、鈴木、門馬、佐々木、木村
不安なスタートが一転して素晴らしい一日となった。桜は満開、天気は快晴の山びより、前日、翌日の雨が嘘のよう。要害山山頂では偶然、専門員から戦国時代の砦の跡(土塁、堀切)や砦の解説も聞けた。

天候:快晴

コース:

上野原駅9:20=タクシー(2,440円)=尾続BS9:359:40−−尾続山10:3010:35−−実成山11:0511:10−−コヤシロ山11:0712:02−−風の神山12:2512:30−−要害山12:5513:15−−山神社13:40−−新井BS14:14=バス=上野原駅14:3015:06==高尾15:16

概要

 予定の高尾駅始発846分小淵沢行きに乗る。山口さん、門馬さんと3人が揃う。山口さんが何故か会えたことを凄く喜んでいる。それは、何度か出したメールへの返事が誰からもなかったことと、一週間ほど前に紛失したため携帯を持って居なかったことが不安にさせた要因らしい。

上野原駅で電車を下りるが、今日のメンバーの鈴木さん、木村さんの姿が見えない。上野原駅の構造が大きく変化していた。今まであった北側のバス停が廃止され、南側に大きなロータリーが作られている。改札を出ると、一度階段で元のバス停の高さまで登り、跨線橋を渡って南のロータリーに降りる構造となっていた。山口さんは改札口に集合と記したので、そこで待つという。私は階段上で、門馬さんはロータリーを確認することに。しばらく待つが、人も途切れ、諦めてロータリーに向かう。門馬さんが迎えに来てくれていて、二人は一つ前の電車で着いていたという。

漸く今日の参加者全員が揃い、予約してあったタクシーに乗り込む。7人乗りで最近トヨタが出したワゴンタイプのタクシー専用車であるが、3列目の席には乗りにくく、荷物室も狭い感じである。約15分で尾続(おづく)BSへ到着する。桜が満開で、人家の周りや山の斜面を彩っている。

今日のコースは、Ω状で、右下から反時計回りに尾根を一周するというコースである。

バス道路から左に入る登山口がある。人家の間を通り、暫く行くといよいよ山道に入る。尾根に向かい急斜面をジグザグに登る。昨日は一日雨だったようだが、道は濡れていず、歩きやすい。天気は快晴、雲一つない絶好の登山日和である。

尾根の端の平坦なところに出たところで小休止する。南北に走る尾根道の左(西)側の杉林の間から白いものが見える。富士山である。杉林の中の尾根道を行くと、上り坂の途中でカップルが下りてきて、我々に道を譲ってくれた。こんな時間に下りてくる人がいるとは、よほど早く登ったのだろう。声を掛けると上は絶景ですよとのこと、楽しみである。

50分ほどで尾続山に到着する。Ω状の尾根の右端に居て、一周した左端の尾根の向こうに富士山が見えるが、左端の山に大きな杉の木が2本と桜の木が数本有り、富士山の全景を楽しむには邪魔している様にも見える。この山が今日の最終目的地の要害山のようだ。

暫く景色を楽しんだ後、上り下りを繰り返しながら、実成(みなし)山に到達する。今日の最高地点609mである。更に雑木林の中を上り下りしながらコヤシロ山山頂へ到達する。頂上付近で突然視界が開け、真っ白い富士山が目に飛び込んでくる。なかなか感動的に設定された地形となっている。

それぞれ適当な位置に陣取り、富士山を眺めながら、昼食をとる。昼食後富士山をバックに記念撮影をするが、完全逆光で、どのように撮れたか心配である。頂上では結構冷たい北風が吹き、門馬さんの耳カバー付きの帽子が役だったようである。

ゆっくりしたのち、再出発。暫く上り下りをしたのち、ロープが張られた急坂を登ると風の神様(風の神山,様と書いてあった)に到達する。全方向に視界が開け、次回山行予定の扇山や以前行った権現山、生藤山、陣馬山などが見える。

小休止後、雑木林の間の山道を上り下りしながら、最後の要害山に到着する。最初の尾続山から見た通り、頂上には大きな杉の木が立っていたが、ここに祀られる秋葉大権現のご神木のようで、視界が悪いと言って切るわけにはいかない木であることが分かった。

要害山は、全方向見晴らしがよく、戦国時代の砦が築かれていた場所とのことで、土塁や堀切などの跡を見ることができた。丁度青年ボランティアらしき人が通り掛かり、聞くと、陣馬山や三つ峠に向かって烽火を上げて伝達したのではないかという説明があった。

ここからは、富士の裾野まで整った容姿をみることができる。手前には大室山、二十六夜山、丹沢山系の山々が見え、その手前に中央高速が走っており、談合坂SAが見える。そのすぐ側に大きな集落があるので、聞くと“コモアしおつ”とのこと。漸く合点がいった。ここからは見えないが、その向うに桂川が流れていて、それに沿って中央線が走っており、その上の台地を見ているということに。

景色を楽しんだ後、尾根道を下る。結構急な下りで、大きな根っこが露出しており、注意しながら降りる。山の神神社に参拝し、更に下ると人家にたどり着く。人懐こそうな人が声を掛けてくれて、ヤマメの稚魚を見ないかという。木村さんとのぞかせて貰うことに。湧き水で育てているという小さな土管の升を見る。めだか位の大きさの稚魚がうようよと泳いでいる。卵から孵化させたという。ヤマメは2年で成魚となり、産卵して、ほとんど死亡し、3年目まで生存して産卵するのは稀だという。一方、イワナは何年も生存し、産卵するとのこと。ヤマメを3年間放流し続ければ、その後定着させることができるという。近辺の沢に放流を続けているという。沢登りを趣味にしているとのこと。お礼を言って別れる。

更に下りてゆくと、鏡渡橋の袂に山口さんと門馬さんが待っていた。後10分程でバスがくるので急いでくれという。新井バス停まで約10分だという。可成り急いだつもりだが、山口さんはどんどんと遠ざかってゆく。漸くバス停に到着すると、先着の鈴木さんと山口さんが待っていた。既に到着予定時刻は過ぎていたが未だバスは来ていないという。間もなくバスが到着した。

バスに乗り込み上野原駅へ。上り電車までにはしばらく時間があり、駅前のお土産屋で試食をしたり、お土産を買ったり、コーヒーを飲んだりして時間を潰す。高尾行きの電車に乗る。高尾駅前の何時ものお蕎麦屋さんで反省会をして、解散となる。                                                      (記録 佐々木)