168 2019.01.08 金山(239m) 久家(L)、鈴木、門馬、山口、木村
金山の様に種々の城跡が復元されている戦国山城は珍しい。石積みの虎口から攻め上がるのは困難だったろうと興味深く観察した。

金山山行の経過記録

天気:晴れ

行程:

太田駅9:5210:02==受楽寺10:1320−−親水公園10:3540−−八王子山11:0311:12−−中八王子山矢倉台11:19−−御城橋11:32−−金山城跡11:5512:33−−新田神社12:3843−−物見台(展望台)12:59−−東屋13:2732−−大光院13:5014:10==太田駅14:2014:50==熊谷駅15:40

 

経過記録文:

 JR電車は久喜駅に5分遅れで着いた。東武連絡口に急ぐ人の流れに久家リーダーの後ろ姿を見つけた。スイカチャージに手間取り東武線ホームにかなり遅れて入った。搭乗予定車両も遅れているようでホームは人で溢れていて、ほっとした。直ぐに登山姿の一団を見出し新年の挨拶を交わした。

 久喜駅を遅れて発車した車両は、車窓の景色を楽しんでいるうちに、太田駅に定刻に到着した。太田駅には広々したエントランスに大型ビジョンが設置されており、SUBARUのお膝元(城下町)らしく、“スバル工場で生産された車が世界中を走り回っている”映像を流していた。

 駅前に連なるタクシーに「受楽寺まで、5名・・・・」と告げると、後方の一台のタクシーを指定した。指定されたタクシーはかなりの時代物であったが、きれいに清掃されており、ドライバーさんもトランクを空けて気持ちよく迎えてくれた。「最近5名乗車可能なタクシーが少なくなった。」等々の話を受けているうちに受楽寺の駐車場に到着した。受楽寺は立派な山門を構えていた。

 身支度を整えストレッチを終え、山門の前を横切り受楽寺西側の遊歩道を八王子山に向かい北方に進んだ。周囲に赤松が多く植生している小さなピークを下りると親水公園に着いた。ライオン頭像の蛇口とおそうじ小僧の像しかなく、多くの人々が水を親しめる、水辺、せせらぎ、池、噴水のような施設もなく人気のない寂しい公園だった。

 5分の休憩を取った後、金山の南方に隣接し170m〜184m程の3つのピークを有する八王子山に向かった。アカマツに混じりナラ、コナラやカシが次第に増してきた。曲坂の指標が立つ急坂を15分程上ると、東屋のある八王子山(小八王子山)に着いた。そこで休憩を取った。同席した地元のご夫婦から、桜季節も見所が多いこと、御城橋をミジョウバシと称すること、などを教えて頂いた。

 広幅の迂回路を避けて尾根に沿って御城橋に向けて進んだ。中八王子山矢倉台と記された指標の立つ小ピークと、大八王子山と思われる次の小ピークを過ぎると、山道は砂を含む滑り易い急斜面の下りに変わった。少し慎重に足を進め下っていくと、山道は緩やかなになり沢筋に沿って行くと、木立の向こうに太鼓状に沢掘りを渡る御城橋が見えてきた。御城橋を眺めながら小憩にした。

 御城橋からは金山への上りに入る。車道沿って山道を暫く進み分岐を山側に右折すると、山道はジグザク状の急坂に変わった。周囲にはアカマツに代わりナラ、コナラ、サカキ、カシが一層多くなってきた。そして、斜面や岩盤を利用した土塁や石垣などの痕跡が所々に見られるようになった。興味津々上って行くとつかの間に頂上に着いていた。

 頂上の一帯は、山城の主要な土塁、石垣、堀切、曲輪、神聖な日ノ池などが改修復元されており、戦国時代に築かれ難攻不落を誇った山城(巨大な要塞)が再現されていて、「百聞一見にしかず」の感動を覚えた。そして、休憩所の南側に設置されたベンチに横一列に並んで南方の展望を楽しみながら一緒に昼食を取った。

 それから、集合写真を撮った後、東側の少し高台に向かい、推定樹齢800年の金山の大ケヤキを観賞、新田義貞を祀る新田神社を参拝した。次に、石垣、石垣で実城に向かう通路を厳重に守る大手虎口及び物見台下虎口、馬場曲輪、岩盤を人工的に削って造った物見台下堀切、等々を順次観察しながら、金山城跡の西側にある物見台に向かった。物見台では日光男体山、上毛三山などの眺望を楽しんだ。

 帰りは、八王子山の西側に位置し南方に連なる金山の尾根筋を物見台から大光院に至るルートを下った。大光院は「子育て呑龍さま」として親しまれているようだ。参詣を済まし、往路で乗った朝日タクシーを呼んだ。

 太田駅に向かうタクシー内でドライバーさんにいつもように地場の名物を尋ねた。「焼きまんじゅう」、「太田焼きそば」を挙げた。駅周辺で「太田焼きそば」等々の食事処を探したが、午後の閉店時で適当な処が見つからず、太田市での反省会を断念。路線バスで熊谷駅に移動して駅ビル内の和風レストランで一品物と飲み物を注文し反省会を行って、今年最初の山行を閉めた。

                                                           (記録:木村)