163 2018.05.13 金剛山(370m)・高倉山(456m) 久家(L)、鈴木、門馬、山口、木村
藤野駅の南方に位置する静寂な低山三山を歩いた。山麓には個性豊かなオブジェが点在していた。

金剛山・高倉山山行

 

天 候:曇りのち雨

コース:藤野駅910―(タクシー)―石楯山登山口920925―石楯山930935―名倉峠9551000―葛原神社1030−金剛山10551130−高倉山12151220−秋川橋1320−藤野駅1350 1408高尾行に乗車 高尾駅前蕎麦屋にて打上げ

 

概 要:母の日の山行。午後からの雨予報に拘わらず電車内は中高年のハイカーで一杯。我々メンバー5名も元気に集合、先月タケノコ堀りホスト役の佐々木さんが函館風邪ダウンで参加できないのが残念。久家リーダーは一部コースの閉鎖と午後からの雨予報を睨んで急遽コース、行程を変更した。藤野駅からの右回りを左回りに、スタートをタクシー使用で時間短縮(50分)、これが功を奏して山行中には雨に合わずゴール到着後に雨が降り出すという幸運に恵まれた。それに山久会には珍しい日曜山行であったが山中では人っ子一人会わず、桜、ツツジの咲き終えた跡の新緑の輝き、出会った数々の芸術作品が我々の気持ちを大いに癒してくれたのだった。

 

910

   5人は予定外のタクシー2台に分乗して最初の石楯山登山口まで向かった。大型なら5人は乗れるのにと悔やみながら片道10分でそれぞれ910円を支払う。5分ほど登ると石楯山(268m)に到着。見晴し台があり、ベンチやテーブルが置かれてるがそこに座っても見晴しはよくない、まわりの木々が高くなって遠くを望めない。ここだけでなく、今回のコースの見晴し台各所で感じられた。見晴らし台が作られた時の精神を思うと空しい思い、それを覆すかのように山頂に「しわあせの鐘」があった。打つと快く響き、多少とも幸福感が感じられた。

935

   名倉峠までの山道には桜、ツツジの木々が多く見られた。これらの木々は地元住民たちの手により育てられてきたと石楯山登山口に記されていた。ツツジも大きくなり左右から伸びてトンネル状態になっている。さぞや4月末ごろには見事であったことが想像された。

1000

   藤野が芸術の街であることを今回の山行で初めて知った。芸術の道と称する舗装道路の所々に芸術作品のオブジェが置かれ、傍に作品名と作者名、制作意図が紹介されている。いわば野外の作品展である。中央線電車内から見える山中の「みどりのラブレター」も野外環境彫刻の一環なのだと再認識できた。芸術家を育成する学校(シュタイナー学園)もここにはあった。芸術の道沿いに「包丁岩」と呼ぶ包丁の刃のような形をした巨岩が見えたが自然の美と芸術とのコラボにも思えた。

1030

   芸術の道を外れて公道、健脚コースの山道を30分程歩くと金剛山(465m)に到着。天気が心配なのでここで早めの昼食となる。ここは本日の最高峰で南方のたちこめた雨雲の下に丹沢連峰や大室山を望むことが出来た。食事後記念写真を撮って1130には出発した。

1215

   高倉山(370m)到着。山道からちょっと外れた小高い丘にあるのだが登り口には何も標識がなく見落としがちだ。三角点はあったが山名標識が地面から抜けて木に紐で結ばれている状態、ここでも記念写真を撮って本日の目標を達成したことに安堵する。下山の途中の山中に作品「山の目」があり、間近かで見てみようと近づいたがどうもこれは遠くからみて価値がありそうだとわかる。健脚コースからまた芸術の道に出ていくつもの芸術作品を鑑賞しながら歩いた。

1320

   芸術の道から右に折れ、秋山川にかかる秋川橋、相模湖にかかる日連大橋付近はキャンプ場、釣り場があり釣り船も何艘か浮かんでいた。1350ゴールの藤野駅到着、そして雨が降り出した。1408の高尾行電車を待つ間駅前の土産物屋にぶらり、「ようこそ芸術のまちへ」の看板に納得できたのでした。

 

参加メンバーのひとこと感想

久家:山久会では久しぶりの日曜山行だったが、全く誰にも会わないのは予想外。近くの陣馬山や石老山には多数のハイカーが登っていると思うが、有名山と無名山との差を感じた。

門馬:「包丁岩」が一番印象に残った。あの刃の上は歩けるのか興味深々…。

木村:やせ尾根もありヒヤヒヤした。日常性、非日常性とバリエーションに富んでいてわくわく感があった。わらびの収穫もあり嬉しかった。

鈴木:電車は座れたし、蛇にも会えた、フタリシズカも見れたし何よりも新緑の美しさに感動した。

(記 山口)

(付録)

包丁岩についてHPに下記の記載を見つけました。(久家)
「この岩は南から北に突き出た細長い尾根状の地形をつくっており、包丁の刃を上にして立てたような形をしています。長さは5060m、幅は土台部分では2030mですが、岩の上の部分は馬の背中のようになっており、人が1人通れるくらいの幅しかありません。高さは30mくいらで、ほぼ垂直に切り立っています。 岩の上は「人が1人通れる」といっても、滑りやすく、途中つかまる木も無いので、落ちたら最後、約30m下の谷底まで落ちてしまいます。非常に危険なので、岩の上を歩くのは無理です。」

シュタイナー学園はHPに下記の記載があります。(久家)

  「シュタイナー学園の教育は、オーストリア生まれの思想家ルドルフ・シュタイナー(18611925)の理念に基づいています。シュタイナー学園は、「芸術としての教育」「自由への教育」を行う全日制の私立小・中・高一貫校です。」
 このようなことならば、芸術の道に生徒たちが作った作品が多数あってもよいと思うのですが、ないのは何故でしょう?