| 155 | 2017.8.28(月)〜29(火) | 乗鞍岳(3026m) | 木村(L)、鈴木、門馬、山口 |
| 畳平は濃霧と細雨で視界零の世界だったが、肩の小屋に着く頃には青空が覗く程に回復。強風と高山特有の息苦しさを乗り越えて全員で名峰の頂に立ち記念写真に収まった。 | |||

乗鞍岳山行報告
期日:8月28日(月)第一日目
天候:晴れ
コース:松本13:28 =(松本電鉄)=新島々13:58〜14:10=(バス)=大滝入口15:12−番所大滝15:19−浅間淵遊歩道(番所小滝−浅間淵)15:55−国民宿舎ロッジふもと16:17
概要:スーパーあずさ11号は約8分遅れの12時39分、松本駅に到着した。早めの高速バスで松本入りをした木村さんと合流。山口さんは20分程遅れるとのこと。
取りあえず、松本電鉄の発車時刻まで時間がないので山口さんを待たずに昼食を摂ることにした。丼やそばなど銘々注文し、食事が終わる頃になって山口さんが到着しメンバー4人が揃った。山口さんは電車内で食べると駅弁を購入。
新島々の切符(片道700円、機械に手間取って往復買えず)を購入し、2両の可愛いワンマン電車に乗り込んだ。座席は直ぐに埋まった。30分の田園風景を楽しみながら
新島々に到着した。乗鞍観光センター行きの切符を購入(松本電鉄利用でバス代1,050円)し、バスに乗車。トンネルをいくつも抜け、ダムの上を通過し、くねくねとまわりながらぐんぐん高度が上がっていく。アルピコバスはハイブリッドで、音も静か、揺れも少なく快適だ。
大滝入口で下車。人も少なく静かだ。急な階段を降りていくと展望台だ。番所大滝は水の落下の長さは小さいが、幅に個性があり水量が多く勢いがある。展望台にも水しぶきが掛かるが、周囲が涼しく気持ちがよい。
大滝見学の後は浅間淵遊歩道を歩き、番所小滝や浅間淵等を見て回った。
午後4時近くになり、本日の宿、国民宿舎ロッジふもとに向かって歩いた。
道端や庭先に咲くコスモス、ダリヤ、百日草等の花の色が鮮やかだ。葉もいきいきしている。そば畑の白い花が一面に広がっていた。空も澄んで高い。
間もなく、赤い屋根のロッジふもとに到着した。「ロッジふもと」は、外観は2階建ての古い建物だが活気を感じられた。利用客もかなりあるようだが、繁忙期を除けば家族で対応できる規模だと思う。受付を済ませ各部屋に入る。外の景色も高原の爽やかさが感じられた。直ぐにお風呂が利用できるので早速浴場へ。さすが長野県、白骨温泉と同じ乳白色の良質な温泉に感動した。今までで一番の温泉だ。乳白色の温泉を独り占めにし、至福の幸せの時間を過ごせた。トイレは部屋の外だが、男性用、女性用とあり、全体が広いスペースで使いやすい。掃除が行き届き「ロッジふもと」のこだわりを感じた。洗面所の水道も美味しく飲めるとあった。
夕食は7時から。川魚(イワナ、ヤマメ?)の焼き物、鶏肉、酢の物等々、あまり印象はなかった。私達以外は年配の2グループ(夫婦、家族?)だけで静かな夕食だった。
今日は乗車時間が長かったが、明日の乗鞍岳山頂を楽しみにしている。
(記 鈴木)
期日:8月29日(火)二日目
天候:(午前)霧雨のち曇り(午後)曇りのち晴れ
コース:国民宿舎ロッジふもと7:40=(送迎車)=観光センター前7:50〜8:00=(バス)=畳平8:52〜9:28− 肩の小屋10:00〜10:05−蚕玉岳10:40〜10:45−剣ヶ峰10:56〜11:10−蚕玉岳−肩の小屋12:00〜12:10−畳平12:40〜13:05=(バス)=観光センター前13:55〜14:13=(バス)=新島々15:00〜15:25=(松本電鉄)=松本15:55〜16:58=(スーパーあずさ28号)=八王子19:02
高速バス=松本16:20=新宿19:45
概要:
5:00起床後温泉に入る。山に来て温泉はうれしい。昨年の秋田駒ヶ岳に続き山と温泉をコラボ企画していただいた久家さんに感謝。
6:00男部屋3人で朝のニュースを見出したら突然TVから警報音が鳴り出した。同時に画面には「北朝鮮がミサイルを発射し、この地域の上方を通過するから丈夫な建物に避難するか地下に移動せよ」という。確かに長野県も「この地域」に入っている。
あたふたする間もなく「ミサイルが北海道沖に落下」の続報。今度は落下物に要注意となった。これで山に行けるとほっとする。
7:00朝食、食堂にはオーナー良波(よしなみ)さんの二人の息子がスキー競技でもらった戦利品の数々がズラリと並べられていた。二人は大学まで競技を続け今は松本市役所、モンテベルデ社に勤務してると誇らしげに話してくれた。だが二人ともロッジを継ぐ気がないと寂しがっていた。
7:40 ロッジ前で記念撮影後オーナーの運転で観光センターへ。車中、温泉・トイレの快適さを褒めてから廊下の段差の多さを指摘した。メンバー4人どこかでつまずいている。客は固定客が多いのかオーナーはあまり気にも留めない様子だった。
7:50観光センターで昼食の弁当購入。弁当は作らないというロッジの紹介を受けて、おむすび2個セット300円、おかずパック200円、これがとても美味かった。
ここから1000mバスで登る。車道は一般車規制のバス専用道路となっている。
8:52畳平到着、標高2706mで気温もぐんと低く7℃、バスで来れる日本最高標高地、霧雨が舞い、3人(門馬、鈴木、山口)は昨年の秋駒を髣髴させると言って笑った。平日といえども休憩所は老若男女で混んでいた。
9:28雨具を着て登頂開始。登山道は3m幅もあろうか、整地されていて山道とは思えぬ歩きやすさだ。「こんな良い道は肩の小屋までだよ」と木村リーダーから言われ、緩んだ気持ちも引き締められた。右側にはまだ雪が厚く残って水面まで伸びた不消ケ池(きせずいけ)が霞んで見える。しばらく行くと東大のコロナ観測所や宇宙線研究所が霧の中に消え隠れしながら見えた。
10:05肩の小屋を過ぎると岩がごつごつして山道らしくなってきた。右に権現池が見える頃から風が一段と強く吹いてきた。風と合わせ高地独特の息苦しさを覚え、深呼吸しながら足を進めた。
10:40蚕玉岳(こだまだけ)で一休み。ここでは右側(東側)からの強風を大きな岩で防いでくれる。ここからは剣ヶ峰の頂上がよく見え、これから最後のがんばりだ。
10:56剣ヶ峰頂上到着(3026m)、霧は晴れ雲間から陽射しも出てきた。しかし遠くの眺望は雲に覆われ今一はっきりしない。久家さんのパノラマ写真を見ながらあそこに奥穂高岳、前穂高岳そして右には常念岳などと想像しながら言い合った。頂上には小さな神社があり、白装束の神官がいてお守りも売られていた。天気が悪くない限り毎日畳平から登ってくるという。ごくろうさまです。
11:10記念写真撮影後下山開始、登りのときには霧で霞んでいた近くの光景がはっきりと見えだし、帰りは写真撮影タイムともなった。途中90名の中学生集団が登ってきて待つこと15分、その間ゆっくりと周りを眺めることができた。肩の小屋を過ぎると高山植物が多く見られたが強風で思うように写真が撮れない。腰を落として飛ばされないように注意しながらイワツメグサ、イワギキョウ、シナノオトギリソウ、トウヤクリンドウ、遅いコマクサ等をカメラに納めた。
12;40畳平帰着、バス発車まで時間の余裕があるのでお花畑を散策したが大半が咲き終えていて夏の終わりを感じた。
乗鞍岳には23の峰と7つの池そして8つの平原があり、最高峰の剣ヶ峰から眺める光景はあまりにも雄大であった。万年雪となっている大雪渓ではスキーを楽しむ人もいた。自転車にスキーを乗せて上がってくるスキーヤーを何人もバスの中から見た。それでも自然保護のためには今後も一般車両は規制して欲しい。
畳平では山登りスタイルでない人も多く見た。2706mの地点までバスが来れるので観光地としても楽しめるわけだ。今回は残念にも生息する雷鳥や小動物たちに会えなかったので、いつかまたここに来たいなという思いで帰ってきた。
(記 山口)


























