154 2017年6月2日 能岳(543m) 門馬(L)、鈴木、久家、山口、木村
快晴の木陰の道を行く快適な山行で、やや強めの風が富士山の周囲の雲を払うと共に暑さを和らげてくれた。八重山展望台の絶景と各所から見えた秀麗な富士を堪能した一日でした。

山行報告

 

 天候:快晴

 コース:上野原駅前BS 8:41==光電製作所前BS 8:589:04−−虎丸山分岐9:279:31−−虎丸山9:419:48−−虎丸山分岐9:5810:01−−能岳10:2410:33−−八重山10:4610:51−−展望台11:1012:00−−駐車場12:3812:48−−秋葉山登山口12:55−−秋葉山13:1213:18−−根本山13:4413:51−−上野原駅14:2014:34

 概要: 官の倉山以来の約3ヶ月振りの山久会山行である。

      高尾発の中央線列車内で鈴木さん門馬さん山口さんと、上野原駅前バス停で木村さんと合流する。平日のせいか乗客の少ない向風(ムカゼ)行のバスに乗り、光電製作所前で下車する。車道の右に細い道があり、能岳へ示す道標がある。本日のリーダーの門馬さんを先頭に出発する。道は明瞭だが、さほど歩かれていない。虎丸山を目指すのならば新井BSから登り、能岳を直に目指すのならば向風BSから登る人が多いからだろう。途中で白い蛾が何十匹と舞っているのを目にする。蛾が日中に飛び廻るのは珍しい。ここに何か好物があるのか、それとも急に大量発生したのか? 意外に早く虎丸山分岐に着き、右折する。登りの道が一旦下りになるが、その後かなりの急登になり、虎ロープが張ってある。虎丸山山頂に虎丸山神社の祠が設置されている。展望は殆どない。南面は切れ落ちた斜面で要注意だ。

      登った道を下り、先ほどの分岐に出て右折する。緩やかに登ってゆく。途中で左上に馬頭観音菩薩を祀った小さな堂がある。馬を荷運びの手段として使った時代からこの道はあったとしても、他の集落と結ぶのにこの道が好適とは思えず、不思議な感じがする。やがて、巻道に着き、これを横切り急坂を登れば能岳と八重山を結ぶ主尾根に上がる。左に少し登れば能岳山頂に着く。中央に新しいベンチがある。この登山コースは南方の視界が開けた所では雪が残った富士山が見えるが、この山頂では朝より大分はっきり見えてきた。記念写真を撮る。

      尾根を南東に下り、再度登れば八重山山頂に着く。小さな東屋の下にベンチがあり、休憩に良い。南東は開けているが、伸びた樹木の枝に遮られていて、古いガイドブックに書かれているような良好な視界は得られない。また、南方に向けシュンランコースと書かれた道標があるが、この道はあまり歩かれていないように見える。

      なおも南東に進むと、雑木林の気持ちの良い道になる。一登りすると、大きな石碑があり、「八重山は1929年(昭和4年)に地元の水越八重さんが、お世話になったふるさとや子どもたちのために役立ててほしいとの想いから30ヘクタール(30万平米)の山林を寄付されたことにちなんで「八重山」と名づけられました。」と書かれている。また、この周辺は五感(視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚)の森として良く整備されている。やがて、鐘のモニュメントがあり、その先にユニークなデザインの東屋風の立派な展望台がある。展望台からは富士山は無論、丹沢山塊から道志の山々、中央線沿線の山々があますところなく見渡せ、各方向に詳細な展望図が設置されている。中央のベンチに座り、ゆっくりと昼食を取る。休日ならば多数のハイカーで賑わうだろうが、平日の今日は我々だけの独占である。

      下りは緩い道で右に下るのは視覚の森コースで、直進するのは嗅覚と触覚の森コースであって、この意味は理解できないが我々は右に下る。途中でまたも白い蛾の乱舞を見る。やがて、山野草が生える場所に写真入りの説明書きがいくつも現れる。沢沿いの平坦な道を進むと、駐車場に出る。展望台付近のいくつもの道標にトイレ方面と書かれていたが、ここにそのトイレがある。このトイレは直ぐ下にある上野原中学校の生徒が清掃しているとのことで非常にきれいだ。また、トイレ内に観光パンフレット(上野原の)が置いてあるのも珍しい。

      上野原中学校の横の車道を緩く下って行くと、左に秋葉山方面の登山口がある。この先の墓地を横切って登ると、秋葉山山頂に着く。ここにも秋葉神社の祠がある。南東に緩く下り、やがて日大明誠高を右下に見て進む。秋葉山から根本山へのコースは遊歩道とのことだが、歩く人は少ない様で道に雑草が生い茂っている。根本山山頂には古い東屋が建っている。中に保育園児の手形が描かれたカラーのテーブルがあるが、周囲は雑草に覆われてあまり人が寄り付かない様で可愛そうな感じがする。

      根本山から道標にある新町二丁目に下るのか思ったら、門馬Lは東方の雑草に覆われた小道を進むので驚く。福泉寺という大きな寺の横を通り、国道を横切り、中央道の陸橋を越え、歩行者専用のショートカットの道を下って上野原駅に着く。知らない町中の道を地図を見ながらでは迷わずに歩けるかどうか分からず、下見をされた門馬Lに感謝。

      昨夜の天気予報では、今日は暑い上に不安定な天気であちこちで雷雲が発生するとのこと。暑いのは我慢するとしても、突然の雷雨は嫌だなと思って家を出た。しかし、コース上で風が爽やかで暑さはあまり感じなく、しかも雷雨は全くなく、各所で富士山をはじめとする遠望が効き、快適な山行となった。

 

・光電製作所は、魚群探知機、レーダー、ソナー等を製作している会社で、資本金1億円、売上高48億円(平成28年度)、事業所は大田区多摩川と上野原にある。

・飛び廻っていた白い蛾は、HPで検索したところ、「キアシドクガ」かもしれない。なお、ドクガという名でも毒針毛はない。

                           (記 久家)