| 150 | 2016.11.22 | 石老山(702m) | 門馬(L)、鈴木、山口 |
| 参加者の半減と天候不順、おまけに家を出る直前の福島の地震という波乱の幕開けであったが、当日は秋晴れで山頂からは富士山も見え快適な山行となった。 | |||

天候:快晴
コース:JR相模湖駅着8:11−−駅前バス停8:35=(バス)=石老山入口8:50−−顕鏡寺9:20〜9:35−−融合平見晴台10:23〜10:28−−石老山山頂(702m)11:00〜11:05−−大明神山11:45−−大明神展望台(昼食)11:55〜12:30−−相模湖休養村キャンプ場13:00−−プレジャーフォレスト13:30〜16:18=(バス)=JR相模湖駅16:30
概要:
山久会の常連メンバーが次々と体調不良を訴え、最終的に参加者は3名だけとなってしまった石老山山行。天候も前日から雨が降り続き、当日の朝まで降るという悪条件。徐々に晴れるという天気予報を信じて出された前日の門馬リーダーの苦渋の決断。 それだけではなかった。当日の朝6時ごろ東日本を激震がおそい、津波警報が出される慌ただしさ、参加者の間には交通事情を心配して携帯が錯綜したのは言うまでもない。
途中の電車の乱れはあったがそれでも3人は計画通りの時間に相模湖駅到着、その頃には雨もやみ晴れ間が見え始めていた。駅前から三ケ木行バスに乗ること15分、バス内で門馬リーダーから久家さんからのお手紙と松本土産を3人でありがたく共有する。バスは石老山入口で下車、ここが標高205m、天空は雲を追い払い快晴の域に入る。昨日からの雨で濡れた紅葉が陽に当たりまぶしくも感じる。702mの石老山に向かってまずは舗装された道路を川に沿って歩く。水の少ない川なのに幅だけは道の3倍もあると不思議がっていると右側に大きな精神科の相模湖病院が出てきた。患者さんだろうか、数人がこちらを見ていたが挨拶することもなく通り過ぎる。そして病院の脇から山道へと入った。
15分ほど進むと顕鏡寺に到着するが途中には風化した巨大な露岩がいくつも見られた。この付近の地層は第3紀層の礫岩で石老山の由来はこれらの巨岩によるものと説明されていた。平安時代初期の創建とされる顕鏡寺の名前の由来は寺を開山した源海法師が幼少のころ、諸国行脚に出る父道志法師と別れるときに再開の証として割った鏡の一部を渡されたという故事によるとされている。寺には源海法師が住居としていた岩窟もあり、歴史ある山寺の雰囲気が漂っていた。
桜道ルートを通って登っていくとやがて展望台があり、遠くには相模原市橋本の町も一望できた。さらに進むと融合平展望台に到着、ここからは眼下に相模湖が見え、湖面には紅葉した木々やホテルなどが映ってきれいだった。ここから一気に登り道となるが良い間隔に踊り場のような平地がありそこには格好のベンチが用意されていた。高齢者にもやさしい山道だと感心するが我々高齢者3人はそれに甘えることなく30分間隔の休憩以外は取らずに石老山頂上を目指した。
11時山頂到着702m、絶好の秋晴れ、そして風もない。雪をカブった富士山が大室山と御正体山の間にきらきらと輝いて見える。それを我々3人だけが貸切状態で満喫している。スタートしてから誰にも会わず、素晴らしい紅葉の世界、木々に注がれる光、紅葉のじゅうたんといい、改めてこの日を決断された門馬リーダーに感謝せずにはいられなかった。時間が早いので頂上では記念写真だけ撮り、昼食は先の大明神展望台でとることにした。
11:55大明神展望台550mに到着、石老山頂上からは下るだけと思ったのが甘かった。この間7〜8回の登り下りがあり、結構しんどかった。昼飯前で良かった。頂上で食べていたらきっときつかったかもしれない。ここで昼食。そこで初めて我々以外の3人の登山者と出会った。高齢のご夫婦と一人の青年。この天気の良さに魅かれてやってきた地元のハイカーのようだった。 この展望台は360度の眺めと謳われているがウソだと思った。まわりは木々で覆われ「富士山も見えないじゃないか」と叫んだらコンロを片付けていた青年が「ベンチに乗ったら見えますよ」と教えてくれた。我々3人は一斉にベンチに乗って確認。納得したが疑問が残った。石老山の頂上でもそうであったが手前の木々がどんどん生い茂り、遠くの眺望が妨害されている。山道を直してくれるのは有り難いが頂上、展望台付近の木々を少し刈り込む作業もしてくれたらなあとつくづく思った次第。
昼食後あとは下り道とはいえ濡れ岩や大木の根が多く、滑らないように周到に急がず慌てず、ゆっくりと下山した。13:00相模湖キャンプ場、13:30プレジャーフォレストへと下りてくる。鈴木さんはここで別れ、バスで相模湖駅に向かい、門馬さん、山口はフォレスト内の相模湖温泉「うるり」に寄って汗を流し、きょうの出だしの波乱さを糧にビールで無事安全を祝して帰った。 プレジャーフォレストは2008年に相模湖ピクニックランドを富士急が買収してオープンした施設で2013年に温泉を汲み上げたとのこと。フォレスト内の目玉に関東1と謳ったイルミネーションがあるが我々は16時前に出てしまい、この楽しみはポスター写真だけで次の機会にゆっくりと見ることにした。
(記 山口)













