144 2016年2月2日 鎌倉アルプス(159m)  久家(L)、鈴木、門馬、中嶋、山口、木村
鎌倉アルプスと大仰な名の里山だが、鎌倉幕府の要害になっていて、大岩に刻まれた仏、多数の切り通し、浸食岩に歴史を感じた。また、建長寺と鶴岡八幡宮に立ち寄り、古都の魅力を堪能した。

鎌倉アルプス山行

天 候: 快晴

コース: 北鎌倉駅940‐‐建長寺総門9551015--半増坊1030--勝上献展望台10401050--十王岩1100--大平山11401225--天園峠茶屋1230--明王院分岐1300--車道1310--鎌倉宮1325--鶴岡八幡宮13451355--鎌倉駅1410 

概 要:

  昨年の8月以来半年振りとなる山行に6人が北鎌倉に集結、佐々木さんが風邪で急遽来られなくなったのが残念だったがお互いの元気な再会がうれしかった。今回の山行は古都の雰囲気を堪能できる史跡や鎌倉の町を一望できる大パノラマ、鎌倉の歴史文化と豊かな自然を同時に楽しめた贅沢なハイキングであった。

9:30

  9:31北鎌倉駅到着。平日とはいえ多くのハイカーたちが降りた。建長寺への途中では修学旅行中なのか多数の中学生たちにも会った。建長寺山門で拝観料300円を納めて境内に入る。鎌倉五山の第一位の建長寺は鎌倉の禅寺の中でも最も格式の高い寺院である。

10:00

   山門から入ると大きな注意書きが目に付いた。「境内では三脚、一脚のご使用はご遠慮ください。」それを見て今はやりの自撮り棒はいいのかなと思ったりした。仏殿に向かうと樹齢750年以上と言われる「柏槙」の古木が迎えてくれた。仏殿は江戸時代に東京芝増上寺から移築されたもので堂内にはご本尊の地蔵菩薩像や伽藍神像、千手観音像が祀られている。境内では若い坊さんたちが長イスなどを運び行き来していた。明日の節分の準備だと言う。今日の陽射しも春めいていた。

10:30

 境内奥へと「半僧坊道」という風情のある道を進んでいくと鳥居のむこうに長い石段が現れた。これを登りきるとたくさんの烏天狗に守られた半僧坊大権現にたどりついた。展望台で小休止をしながら眺望を楽しむ。鎌倉の海の向うには雲に囲まれた富士山を見ることができた。 ここを過ぎると左右が篠竹でおおわれ山道らしい実感が味わえた。しばらくすると「かながわ景勝50選・鎌倉十王岩の展望」と書かれた石碑が現れた。しかし今は周りの木々が大きくなって展望は良くない。

11:00

   きょうの一番の山道コース、大平山(159m)を目指して歩くこと40分、視界が突然に開け大平山頂上に着いた。隣はゴルフ場で宿泊もできそうなクラブハウスになっている。標高の書かれた山頂看板がゴルフ場のフェンスにくくり付けられているのがちょっと寂しかった。鎌倉一の標高ならもう一工夫欲しいところだ。

11:40〜12:15(食事)

  山頂から岩場を下りて広い広場に日当たりの良い場所を確保して6人が座った。そのとき異常な光景を見る事になった。我々が座るや否や150名もいようと思われる団体が同じ岩場から下りて来たのだ。それはあたかも西部劇のインディアンの襲来のようでもあった。「鎌倉歩こう会」の旗をなびかせながら、それぞれの仲間が円陣を組んでやはりここで食事タイムとなった。広い広場はあっという間に占拠されてしまった。

  食事後我々は今後の会計方針(会費、費用etc)について話合いをしたが結論が出るや早々と出発を余儀なくされた。

12:30

  天園峠茶屋を過ぎる頃、後ろを振り向くと例の150人の先頭が見えた。この列にはまっては大変とピッチを上げることにした。すると同じく「これは大変。私も一緒に連れて行ってください。」と一人の女性が仲間入りをすることになった。ならばと話しかけてみると千葉県松戸の方と言う。話題は大関松登⇒琴奨菊⇒琴桜⇒千葉大工学部の教授が後援会長⇒松戸に佐渡ケ嶽部屋創設メンバー二人が千葉大工学部⇒女性のご主人も千葉大工学部電気科S38年卒 本人も千葉大教育学部出身の元教師で山崎直子宇宙士を指導。松戸には千葉大工学部の校舎がある。松戸と千葉大にまつわる会話にその女性(渡邉さん)は亡きご主人の供養になったと喜んでくれた。

13:00〜14:10

   車道に出て渡邉さんと別れ、我々は瑞泉寺には寄らず、静かな住宅地を歩き、平山郁夫画伯の家の前をとおり、横に鎌倉宮をみて鶴岡八幡宮に向かった。ここでは鎌倉3代将軍源実朝を暗殺した公暁が隠れていたと言う隠れ銀杏の跡を興味深く見た。平成22年に倒れた原木は横に移動され、原木の根からはもう2mの高さにひこばえ(残った根から出る芽)は成長していた。ここで行なわれたであろう静御前の舞や流鏑馬を想像しながら最終地鎌倉駅に向かった。全員が鎌倉1438発新宿経由宇都宮行きの電車で帰路についた。

                   (記 山口)