133 2014.09.26 茅ヶ岳(1,704m)〜金ヶ岳(1,764m) 中嶋(L)、鈴木、久家、門馬、佐々木、山口
台風一過、快晴とはいきませんでしたが、まあまあの晴天。偽八つの異名のある、深田久弥終焉の地としても有名な茅ヶ岳、それより60mほど高い金ヶ岳を巡る、最近ではややハードな山行でした。

山行報告

 

 天候:快晴

 コース:韮崎842==茅ヶ岳登山口9.009:04−−深田記念公園9:109:13−−林道9:38−−尾根上11:0711:12−−茅ヶ岳11:3712:17−−コル13:23−−石門12:43−−金ヶ岳南峰13:12−−金ヶ岳北峰13:3213:41−−林道15:4216:07−−韮崎16:31

 概要:中嶋さんが山久会初リーダーとなる山行である。

     中さん、鈴木さん、佐々木さん、山口さんは八王子始発6:30の鈍行列車に、門馬さんと久家はあずさ1号に乗る。韮崎駅前から2台のタクシーに分乗し、茅ヶ岳登山口で下車する。タクシー料金は、旭タクシーが3,140円で甲斐タクシーが3,250円。既に数台もの車が駐車していて多数の人が出発準備をしている。平日だが、さすがに百名山の深田久弥で有名な茅ヶ岳である。

 15人前後の団体と同時に出発するが、我々だけは深田記念公園に立ち寄る。「百の頂に百の喜びあり」と刻まれた石碑と、深田久弥と茅ヶ岳について書かれた説明文がある。幅広の緩い道を進むが、先頭の中嶋Lの足が速い。いくらも経たない内に団体に追いつき追い抜く。やがて、荒れたでこぼこ道になり歩き難い所がある。道はほぼ真っ直ぐに北北東に向かっている。やがて、テープが張られ行き止まりになっている所に着く。女岩の手前であり、最近の女岩は落石が多く立ち入り禁止のとのこと。このことは全く知らなかった。清水を飲めず残念。

 右に比較的新しいトラロープで案内された道を登る。露岩をぬって登る急坂で、手が必要な所もある。斜面を何度も折り返して高度を上げるが、なかなか尾根に辿り着かず、息が切れる。ようやく尾根に上がり、腰を下ろして休憩する。この後も急登は続き、手足を使って岩を乗り越える所がいくつもある。途中に深田久弥終焉の碑がある筈だが、何故か目にすることなく茅ヶ岳山頂(1704m)に着く。どうやら終焉の碑を巻いてしまったようだ。山頂で南方を振り返れば、鋸、甲斐駒、アサヨ、鳳凰三山が目につく。西方には部分的に雲が掛かっているが赤岳がピラミッド状に突出している。遥か遠方には槍・穂高がうっすらと見える。北方では金峰や瑞牆などが明瞭に隣立している。金ヶ岳の右に頭を出しているのは浅間だ。東方には他方より低い山々が幾重にも連なっていて、じっくり山座同定すれば小楢山、乾徳、大菩薩等が分かるだろう。まさに360度の大展望である。山頂で記念写真を撮り、昼食にする。

 金ヶ岳へは先ず急坂を約100m下る。コルから登り返すと間もなく風化作用で岩に大穴が穿かれた石門を潜る。穴の上部にクラックが入り大岩が引っかかっている感じで、筑波山の弁慶七戻りを想い出す。この後も急登が続くが、明るい尾根だ。しかし、やせ尾根のため足元には要注意だ。トリカブトが所々に咲いている。この登りもきつい。やがて、観音峠からの道が合流する金ヶ岳南峰に着く。再び下り、登り返すと、金ヶ岳北峰(1764m)に着く。茅ケ岳と比べて静かな山頂だ。茅ケ岳だけ登り下山する人が多いのかも知れない。ここでも記念写真を撮る。

明野へは荒々しい爆裂火口に沿ったやせ尾根を下る。南側が切れ落ちている所を北側の露岩を掴んで下る所が数箇所あり、このコースで最も気の抜けない所だ。次第に尾根幅は広がり、斜面も緩くなる。突然、私が左腿をつり、その場で急遽10分間休憩させてもらい、アクエリアスを飲む。更に、ツムラ芍薬甘草湯を戴いて飲んだせいか、再度足がつることはなかった。しかし、足をかばってゆっくり下ったため、林道まで2時間とコースタイムより大幅に時間が掛かった。約25分待ったがこの場に2台のタクシーが来てくれて、久しぶりに充実しきった山行が終了した。タクシー料金は旭タクシーが4,850円、甲斐タクシーが4,870円で行きも帰りも旭タクシーの方が甲斐タクシーより安かった。料金設定はどのようになっているのだろう。
                             (記 久家)