| 131 | 2014.06.23 | 鍋割山(1272.5m) | 鈴木、門馬、佐々木、山口、木村(L) |
| 曇り空で富士山・江ノ島は全く見えず山頂の展望は期待外れでしたが、鍋割山荘の鍋焼きうどんは評判通り美味しかった。帰路は雨の中を急斜面の続く小丸尾根を下ることになり、そのためか、1名が首を蛭一匹に吸座された。 | |||
鍋割山山行記録
期日:6月23日(月)
天候:曇り一時雨
コースタイム:渋沢駅(8:30集合)=タクシー=表丹沢県民の森入口8:45~9:05―二俣9:30――後沢乗越10:20――鍋割山山頂11:55~12:46――小丸13:13――鍋割山稜・小丸分岐13:24――二俣15:35――表丹沢県民の森入口15:55=タクシー=渋沢駅
参加者:木村(リーダー)山口、門馬、佐々木、鈴木
概要:昨日の雨も上がって薄日もさすが、丹沢方面には大きな雲がかかっていた。
通勤通学のラッシュの中、小田急渋沢駅で下車し、全員揃ったところでタクシーに乗り表丹沢県民の森入口に向かった。降りて直ぐに全員ヒル予防の“ヒル下がりのジョニー”を足から膝下、首に巻くタオル、帽子、スパッツにも吹きかけて準備完了。
木村リーダーの下、出発。林道を登り始めて直ぐに胸像があった。尾関 廣先生と石碑にあり登山を普及発展に尽くされた人だそうだ。9時30分二俣着。少し先から登山道に入った。歩きやすいようによく整備されていた。木々の緑も初夏らしくなり、肌を横切る風が心地よい。10時20分に後沢乗越に着き、小休止を取りながら11時55分に鍋割山山頂に到着した。生憎、雲が広がりガスもあって展望なしの状況であったが、頂上に辿りつき満足。頂上には大きなテーブルが数台あり、先に到着していた大学生らしい4人組が楽しそうで微笑ましかった。今日のような天候でも山頂に15,6人位いた。
全員昼用の弁当は用意してきたが、美味しいと評判の鍋焼きうどんを注文した。すでに美味しそうに食べている登山者もいた。一人前1,000円、待つこと10分位で熱々の鍋焼きうどんが出来上がった。銘々お盆に載せて外のテーブルに運び、湯気が立つ熱々うどんをつるつると味わう。具も油揚げ、なると、しいたけ、かぼちゃ、ねぎ他、たっぷり入っていた。申し分なく美味しかった。が、途中から雨が降りだしてザックとうどんを持って山荘の中に避難して食べた。
雨具を着て小降りになるまで待ち、12時46分に鍋割山稜にむけ出発した。13時13分小丸を通過し、13時24分に鍋割山稜・小丸分岐に着いた。ここから一気に下りとなるが、横に折り返しながら下るので膝やふくらはぎの負担はかなり抑えられると思った。しかし、雨で道がぬかるみ滑りやすく慎重に歩いたのでかなりきつかった。15時35分二俣に戻り、ここでタクシーを手配した。林道を歩いて出発地点の県民の森入口に向かった。この頃には雨も上がっていた。
無事に下山できて良かったと思っていたその時、門馬さんが、「ヒルらしきものが手首に落ち、振り払った。」と言った。えっと驚いた。
タクシーは既に来ていた。迷惑が掛からないようにお互いの服装、持ち物にヒルの確認を行った。この頃はまだヒルの形を認識していなかった。
タクシーに乗り少し走ったところで、後部座席の佐々木さんが「何か動くものがいる。」と言った。姿は2p位の細いみみずのようで尺取虫のように動いていた。ドライバーさんに確認してもらうと「りっぱなヒルです。」と言われ、外に出て振り払った。最後にヒルに出くわすとは思いもしなかった。
のどが渇いたのでビールが飲みたいと話がまとまり、ドライバーさんに“いろは”という登山客が多く立ち寄る食堂を紹介してもらい、渋沢駅前1分の店の前で降ろしてもらった。ここでも念入りにヒルチェックをして店に入った。
冷たい生ビールで乾杯。渇いたのどが潤い旨い。山菜料理、大山豆腐、筍、鯵の刺身、冷たいトマト等、味付けもよく美味しかった。話も弾んだ頃、ふと佐々木さんの首元が気になった。大きなほくろのようでもあり、思案していたら、佐々木さんが突然首元を振り払った。「黒いものが落ちた。」と言った。確かに首元にあった黒いものが無くなっていた。懐中電灯で足元を照らすと動いている。紙で掴んでテーブルに置くと黒く丸々と太ったヒルが頭?を振りながら尺取虫のように動く。少し観察し、“ヒル下がりのジョニー”を噴射した。ヒルから血液が噴出して溶けるように死んだ。“ヒル下がり…”の威力が証明された瞬間だった。
佐々木さんの首から血が噴き出て、後に絆創膏で押さえた。まさか、吸い付く光景に出くわすとは。佐々木さんには気の毒としか言いようがなかった。思い掛けない出来事にショックを受けて、少しでも動くものがあるとヒルではないかと過敏症に陥った。
今後6,7月の丹沢山系は避けたいと思った。
無事帰宅したが、玄関に入る前にさらに入念なヒルチェックを行ったことは言うまでもなく、しばらくはヒルの光景を思い出しそうだ。
(記 鈴木)






