125 2013年6月5日~6月6日 尾瀬ヶ原~尾瀬沼 鈴木、門馬、中嶋、佐々木、木村、久家
(最高地点:1781m)
鳩待峠から尾瀬ヶ原を横断し沼山峠まで歩く。前方に燧ケ岳、後方に至仏山を仰ぎながら進み、湿原に掛かった木道の左右には水芭蕉が咲き乱れる。2日間で10年分の水芭蕉を鑑賞する。

期日:2013年6月5日(水)~6日(木)

天候:5日 晴

6日 曇後雨

コース:5日

上毛高原8:10=(バス)=鳩待峠バス連絡所10:0010:14=(バス)=鳩待峠10:3511:00――山の鼻12:0012:12――牛首手前12:3012:35――牛首分岐13:00 13:10――竜宮十字路13:5013:55――原の小屋14:35

6日

原の小屋6:45――白砂峠8:10――白砂田代8:228:28――沼尻8:478:52――長蔵小屋9:5010:12――沼山峠バス停11:2412:50=(バス)=会津高原尾瀬口駅15:0315:21

概要:

5日

待望の尾瀬一泊山行の初日である。5時半少し前に八王子駅に到着、歩くのが一番安定している。中央線から西国分寺で武蔵野線へ乗り換え。乗り換え時間3分は厳しい。門馬さんが駆け込んできた。これで一安心だ。武蔵浦和で埼京線に乗り換え、大宮へ。新幹線ホームで久家さん、中嶋さんと合流し、更に安心度が高まる。上越新幹線Maxたにがわ401号で上毛高原へ。ここで別車両に乗っていた鈴木さんとも合流する。鳩待峠バス連絡所までバスで約2時間、運賃2,450円は結構よい値段だ。途中の沼田駅で木村さんも合流、これで今回のメンバー6人が全員集合した。更にバスを乗り換えて鳩待峠へ。

鳩待峠には大勢の人がいる。バスツアーの熟年団体さんや、中学生や小学生の学童クループ、家族連れ等々様々な団体で一杯である。また、ここには自家用車は乗り入れ禁止なので、小型の乗り合いバスやワゴン車の乗り合いタクシーがうごめいている。

ここで少し早目の昼食を取る。11時、いよいよ尾瀬山行の第一歩である。

最初は木枠に石を敷き詰めたような階段を下り、更に新緑の中、木道を下って行くと、12時に山の鼻に到着する。ここもまた人、人、人で一杯である。小屋の周りでは昼食を取っている人が大勢いる。

我々は小休憩の後、至仏山を背に燧ヶ岳を正面に見ながら、尾瀬ヶ原の木道を進む。水芭蕉の群落が見える。一寸最盛期を過ぎた感もあるが、足元の木道の下にある水芭蕉は瑞々しい。余談であるが、我が家(岩手)の方では“べこ(牛)のした(舌)”と言っていたのを思い出し、インターネットで調べると、水芭蕉の別名で東北地方で使われると言う記載が出て来た。

牛首分岐、竜宮小屋付近までは大勢の人と行き交い、追い越しもままならなかったが、それから先は急に人影が少なくなる。日帰りの人はこの辺が限度で、それから先に進む人は一泊を予定している人達だろう。今日は雨の心配はなさそうであるが、服装や足元も結構軽装備な人が多く、他人事ながら心配である。

 14時半過ぎに目的地の見晴にある“原の小屋”に到着する。この辺は数軒の山小屋が集中しているが、小奇麗な山小屋で風呂もあるという。風呂は16時からで、夕食は18時からとのことで、一寸時間があるのでビールで乾杯をすることになる。目ざとく生ビールの看板を見つけた人がいて、外に出て別の山小屋の前のベンチで無事初日到着の乾杯をする。

 16時に一番風呂と思いきや既に先客がいた。残念!78人が入れる結構大きい湯船であり、山小屋で風呂に入れるとは思ってもいなかった。トイレも水洗であり、水が豊富なのが良い。

 夕食のメニューは、岩魚の甘露煮、とろろ芋、ウドと山クラゲの煮つけ、黒豆、しょうがの甘煮、味噌汁とごはん。味付けは薄めで、健康に配慮した中々美味しい夕食だった。

 夕食後、談話室で団欒と一杯を楽しみ、21時前に就寝。男性軍は8畳間に5人、女性は6畳間に1人だったという。

 シーズンの週末ではこんなにゆったりした宿泊は出来なかっただろう。初めの計画では団体ツアーを考えていたものを、久家Lには変更をお願いし、平日に快適な行程で綺麗な宿泊場所を選定して頂き、更には体調が本調子でない中、リーダーを務めて頂き、本当に感謝しています。

                                                                                                                    (記 佐々木)

 6日

昨日の山行のためか、快適な風呂が叶ったためか、爽快な朝を迎えることができた。

旅支度を済ませて6時に朝食を取った。海苔・小梅、たまご焼き、自然薯のトロロ、黒豆の煮付け、生姜の甘煮、切り干し大根の煮付けが小皿・小鉢に盛られ、おいしいご飯と味噌汁が加わり、中々の豪華版だった。

645分に宿のスタッフに感謝の礼をして原の小屋を出発した。尾瀬沼に向かう山道は、所々に雪の残る木立の中を緩やかに登っていく、次第に瀬音が強くなり渓流が見え隠れする頃になると、山道は眼下30mの沼尻川に沿って進む。白砂峠を越え少し下ると、尾瀬沼周辺の湿地群のひとつである白砂湿原に着く。200m強の標高差のためか、水芭蕉の花は尾瀬ヶ原のそれに比べ一段と可憐である。

沼尻には9時前に着いた。休憩所の辺りも人の姿もまばらで、右側の湖岸には未だ雪が残っており、どこか尾瀬沼もひっそりと佇んでいた。目を左に移すと燧ヶ岳が悠然と聳えていた。

 私たちは水芭蕉の群生する大小の湿原を経て大江湿原に向かった。行き交う人も少なくきわめて順調に進行し、10時前に長蔵小屋エリアに到着した。ビジターセンターの横で休憩をとり、そこから眺める燧ヶ岳は一段と素晴らしかった。

 沼山峠に向かって歩き始めると、沼山峠の方面から次から次とハイカーが入山してきた。先ほどの人影のまばらな木道とはすっかり様変わり状態になった。行き交う小学校低学年の一団のひとりひとりとハイタッチで挨拶したことがとても印象的だった。沼山峠のバス停に1120分に到着した。バス発車までに1時間超えの待ちを利用して、小屋製のお弁当を取った。しっかりと握られた2個のおにぎりと一房の紫蘇味噌で腹一杯になった。

 ビールを飲みながらバスを待っていると雨が落ちてきた。次第に大降りとなり、到着したバスに濡れながら小走り飛び込んだ。バスはあちらこちらの集落を巡りながら会津市街に下山するものであり、15時過ぎに会津高原尾瀬口駅に到着した。

 帰路は、鬼怒川で浅草に向かう特急電車に乗換え、向き合い席でアルコールを飲み交わし語らい合い、恒例の楽しい車中だった。

最後になりますが、毎度このような山行を企画して頂く久家リーダーに心から感謝します。

(記 木村)