| 117 | 2012年8月22日 | 蝶ヶ岳(2677m) | 鈴木(SL)、佐々木、門馬、山口(L) |
| 〜8月24日 | |||
| 久しぶりの宿泊山行で、常念山系の蝶ヶ岳に臨む。豊科-三股から入り、上高地徳沢に抜ける。お花畑が満開だった。頂上では穂高連峰、槍が岳、常念岳等の眺望を満喫。 | |||
第1日目
8月22日、17時松本のホテル飯田屋に集合、食事、買物の後ホテルでミーティング。
山口リーダーからコース等についての説明あり、また久家さんからの差入れを分配。
第2日目
8月23日、大糸線で豊科に行き、タクシーで三股(ゲート)に行く(6.55着、料金5600円)。
7.20三股分岐点(1350m)を通過、蝶ヶ岳山頂(2677m)まで標高差1300mに挑む。
登山道は整備され、陽射しはあるが木々に覆われているため涼しく快適である。
前回の三頭山に習い、各自色分けした地図とコンパスを用いて交代で先頭を歩く。
山口リーダーからの指示で30分毎に5分間の休憩を取る。
7.55力水(最後の水場)、9.08ゴジラのような木を経てお昼前に2300m付近で昼食。
菅笠をかぶった陽気なおじさんの二人ずれとヒュッテでのビールを話題にしながら抜きつ抜かれつ進む。夏休みのせいか学生や若者が多い。単独行の女性も数人見かけた。
頂上近くにお花畑があり、シナノキンバイ、ピンクのハクサンフウロ、モミジカラマツなどの群落が迎えてくれた。チングルマは花が終わりピンクの羽毛となっての群落であった。
13.30蝶ヶ岳ヒュッテに無事到着(宿泊代9,000円+昼食代1,000円)、ザックを部屋に置いて山頂に登る。
山頂からの眺めは圧巻であった。目前に広がる大パノラマ、槍ヶ岳、北穂、涸沢、奥穂、前穂、明神と、久家さんに貰った写真そのままが圧倒的な迫力で眼前に迫ってくる。
また、当初は厚い雲に覆われていた常念も見ている間に雲が上昇して全貌を現し、その秀麗な姿を見せてくれた。更に常念の左には大天井岳と思われる山が見られた。
ただ残念だったのは明神の左奥に見えた山が乗鞍か御嶽山か判らなかったことである。
14.30ヒュッテに戻り、登頂と大パノラマが見られたことを祝してビールで乾杯した。
17.30夕食は、暖かいトンカツでご飯みそ汁もおいしかった。夕食後、「名古屋市立大医学部蝶ヶ岳ボランティア診療班」主催の高山病対策と救命治療の講習会に参加した。
寝床は2段ベッド風のカーテンで仕切ることができる大部屋で、1区画3名で敷きふとん1枚に掛けふとんが2枚、毛布が1枚という配分の難しい組み合わせでしたが、夜暑かったので問題はなし。
男性3名で1区画、鈴木さんは隣の1区画で単独行の女性1名と同室で、消灯は21時、暑くてよく眠れない人もいたようだ。
文責:門馬
第3日目(8月24日)
〔コースタイム〕
蝶ヶ岳ヒュッテ−(25)−妖精の池−(22)−長塀山−(37)−2000mの平−(85)−徳沢−(45)−明神館−(52)−上高地バスターミナル=(65)=新島々==松本==八王子
〔山行記録〕
私は、昨夜は暑く寝苦しかったが、よく眠れたという人もいた。5時前には全体がザワつきだし起きる。ご来光を見にサンダルを突っかけて外に出ると、風は冷たく、ヘリの輸送準備がしてある物影でご来光を待つことにする。若い人がこっちにやって来た。一緒に座るのかと思っていると、突然足元を指して、その緑の私のです、返して下さいと言う。見るとA氏の履いているサンダルは備え付けのサンダルの色とは違う。A氏はサンダルを脱いで渡してしまい、若い人は一緒に玄関までとも言わずサッサと持って行ってしまった。
その後仲間で履物を持ってきたのは言うまでもないが、こんなに大勢の人がヒュッテの周りで散らばっているなかよくも見つけたものだと感心するばかりであり、その執念には恐れ入った。若い人も捨てたものではない。
5:13 無事(?)ご来光を拝み、食堂入口に1番で並ぶ。朝食は、鮭、豆腐のカレー和え?、焼きノリ、お新香、等々とお味噌汁でなかなか美味しかった。お昼のお弁当を受け取り、パッキングを済ませ、朝のミーティングで山口リーダーから今日の行動計画の説明がある。
6:45ヒュッテ玄関前に集合し、記念撮影をして、いよいよ3日目の始まりである。
全くの晴天、穂高連峰、槍、常念、前常念などを見納めする。蝶ヶ岳山頂を経由し、長塀(ながかべ)山に向かう地図を確認する。全く反対方向を指す。何故!磁北線を合わせるとき、地図の南北を逆に合わせていた事が分かった。流石、久家さん直伝の人は間違い無しだ。緩やかに下って行くと、所々湿地帯があり、その近辺はお花畑である。黄色のシナノキンバイやピンクのチングルマ、紫のハクサンフウロ等など、高山植物が群生している。
7:10 妖精の池に出る。名前からもう少しロマンチックな情景を期待したが、思っていた程ではなかった。
なだらかな下りから幾つかのピークを超え7:42長塀山を過ぎると、今度は急な下りが続き、徳沢からの登山者にも多く出会う。
9:27突然前が開け、周囲に丸太を置いて通路としたような平坦な湿地に出る。正に「2000mの平」である。残り450m程で徳沢であるが、地図では等高線が密集し可成り急勾配であり、疲れも出て来ていることから気をつけて下ることにする。途中で中高年の単独行の人に会うと、明日の午後7時に燕山荘でコンサートがあり、3年連続で参加する予定だが、この時間では常念まで行けそうもなく蝶に泊り、明日燕岳に向かうことになりそうだという。頑張ってと声を掛けて別れる。
11:00徳沢に着き、前回槍ヶ岳に行った時の帰りの昼ごはんの場所を探すがどうもハッキリせず明神館まで歩いてしまう。12:00ここで昼食を取る。三角おにぎり2個とウインナ、ブロッコリー、卵焼きなどが入っており美味しかった。
13:15夏休み最後の週末のためか、かっぱ橋や上高地バスターミナルは観光客でいっぱいである。14:00発の新島々行きで約1時間のバス、15:25発新島々から電車で松本まで出る。松本駅ではバスで帰る山口さんと別れ、16:58発のスーパーあずさで八王子へ。門馬さんと私はここで下車し、鈴木さんと別れる。
無事帰れたことを、今回大変面倒を見て頂いた久家さん、今回リーダーを努めて頂いた山口さんに感謝致します。
(記 佐々木)
















第3日目




第2日目